白色ワセリンの副作用

白色ワセリンの成分、赤ちゃん・子供のアトピー性皮膚炎のワセリン軟膏の注意点の解説。

赤ちゃん・子供のワセリンの使用について

 白色ワセリンは、皮膚の上に薄く塗る保護剤であり、大人だけでなく赤ちゃんや子供に使用する事も可能です。

 赤ちゃんや子供に白色ワセリンを使用した場合においても、白色ワセリン単独による副反応症状はほとんどあらわれません。

 しかし、ごく稀に「皮膚の赤み」「皮膚の発疹」などの症状が確認されるケースもあります。

 これらの副作用症状は何故発生するのか?その原因として考えられている要素について確認しておきましょう。

赤ちゃん・子供の副反応症状について

 白色ワセリンによる皮膚の赤み、皮膚の発疹症状は、非常に肌が敏感な赤ちゃんや子供に発生するケースが多くあります。

 これは、白色ワセリンに含まれる「微量の不純物」が反応を起こしている事が考えられます。

 精製技術の進歩に伴い、白色ワセリンの不純物の多くは取り除かれましたが、やはりごく微量の不純物が混合されているためです。

赤ちゃんの皮膚の赤み・発疹の原因【画像】

 アトピー性皮膚炎の持病を持っている敏感肌の赤ちゃんの場合は、この極めて微量の不純物にも肌が過剰に反応し軽い炎症症状を発症してしまうケースがあります。

 このように、皮膚の赤みや発疹などの副反応症状を発症してしまったケースでは、一時ワセリン含有製品の使用を中断し医師の診断を仰ぐようにしましょう。

不純物含有量の少ないワセリン軟膏

 尚、白色ワセリンでも皮膚に副反応が発生するケースでは「プロペト」と呼ばれる、白色ワセリンから更に不純物を取り除いた商品が製品化されております。(プロぺドは商品名)

サンホワイトP−1

 また、プロぺトを更に精製し不純物を徹底的に取り除いたサンホワイトP-1と呼ばれるワセリンも製品化されております。

 サンホワイトP-1は製造されている白色ワセリンの中で最も不純物含有量の少ないワセリン軟膏です。

 皮膚への刺激も少ない事から顔や首周りなどの色素沈着を避けたい部分にも使用しやすい製品です。(※色素沈着を必ず防止できるという訳ではありません)

 しかし価格は一般の白色ワセリンの「約2倍〜2.5倍程度」と高額です。

 僅かな不純物にも反応しやすい敏感肌の方向きの製品と言えるでしょう。

入浴時・入浴後の痒み症状について

 アトピー性皮膚炎の子供がご家庭に居る方の場合は、お風呂のお湯に浸かる際に体の痒みを訴えてきたり、入浴後の体がほてっている時に体の痒みを訴える事が多いかと思います。

 我が家ではこの入浴時の痒み対策として、市販の製品の代わりに数年前から木酢液を配合した製品を使用しております。

 これは私が想像していたよりも子供達のアトピー状態が改善されてきている為です。

 木酢液は炭を生成する際に生じる煙を集め、冷却し液体に還元するやや手間のかかる液体です。

 木酢液の特徴は炭が持つ殺菌作用と保湿効果があり、アトピーの他にも「水いぼ」「水虫」などのお肌のトラブル対策に利用されております。

 但し、炭の煙を原料としている為、「独特の匂い」があり、その臭いに慣れるまでには多少時間がかかります。

 また敏感肌の子供用に製造されている製品としては木酢液配合石鹸などもあります。

 アトピーの子供がいる家庭で入浴時の痒み対策にお悩みの場合はこれらの専用石鹸などの利用を検討してみても良いでしょう。