白色ワセリンの副作用

白色ワセリンの成分、赤ちゃん・子供のアトピー性皮膚炎のワセリン軟膏の注意点の解説。

白色ワセリンの使用の注意点について

 白色ワセリンを使用する際の注意点としては、まず白色ワセリン使用時の外出時の「皮膚の露出」があげられます。

 白色ワセリンは、石油から抽出した「油」を主体とする成分から作られている製品です。

 その為、太陽の強い紫外線を長時間受けた場合「油焼け」と呼ばれる症状を発症する事があります。

 猛暑の夏場など、日差しが強い日に日焼けする可能性がある時は特に白色ワセリンの使用はできる限り控えた方がよいでしょう。

 また日焼けは軽い「やけど」と同じ症状ですから皮膚トラブルが発生している時はワセリンの使用の有無に関わらず日光浴などは控えるべきです。

紫外線対策の重要性について

 白色ワセリンを皮膚に塗りつけた状態で強い紫外線を受け続けると油焼け症状を発症することがあります。

 油焼けをおこすと、皮膚のシミとなって永続的に「皮膚下組織」にシミが残ってしまうケースもあります。

 外出自体は基本的に問題ありませんが、強い紫外線を長時間受ける

●海水浴
●長時間のドライブ
●スキー・テニスなどの屋外スポーツ

 などを行う際は、必ず紫外線対策を行うようにしましょう。

日焼け・日光浴は要注意【画像】

 お子様のいる家庭であれば、お子様の運動会の日などは一日中屋外で過ごすことになります。

 皮膚科組織に永続的に残るシミを作らない為にも、運動会当日はワセリン軟膏の使用を止めた方が良いでしょう。

白色ワセリンの上手な使い方

 白色ワセリンは軟膏材ですから皮膚に塗りつける形で使用します。

 この際、「塗る」という感覚よりも皮膚に「乗せる」という感覚で使用するのが上手な使い方です。

 白色ワセリンは皮膚の乾燥を防止する目的で使用しますが、皮膚の上に薄く伸ばすようにのせるだけでも保湿効果が得られるためです。

 逆に過剰に大量に塗りつけたからといってワセリンの保湿効果が高くなるという事も一切ありません。

白色ワセリンの上手な使い方【画像】

 秋から冬場にかけて発症しやすい「乾燥肌症状」に悩まされている方も多いかと思います。

 特に冬場は保湿剤で肌の水分を潤わせた状態を作ってあげてから白色ワセリンを薄く載せてあげるのが上手なワセリンの使い方です。

 ワセリンは皮膚内からの水分の蒸発を抑制する効果がありますが、それでも時間の経過とともに皮膚内の水分は失われ肌は乾燥状態に戻ります。

 ですから、痒みなど肌の乾燥状態を感じた時点で「保湿」「保護」を再度繰り返す必要があります。

 体質にもよりますが白色ワセリンを使用する際は、「少量を一日2回〜3回程度」にわけて使用し乾燥肌対策を行うようにしましょう。

顔にワセリンを使用する際の注意点

 女性であれば顔の保湿目的でワセリン軟膏を使用する場合も多いかと思います。

 この場合、まずしっかりと洗顔を行い、美容液や化粧水などで顔の皮膚への「水分補給」を行ってからワセリンを塗るようにしましょう。

 これは、ワセリンが皮膚の潤いをもたらすのではなく、ワセリンが皮膚の水分蒸発を抑制する保護膜として機能する製品であるためです。

白色ワセリンの効果・働き【画像】

 但し、顔は常時人目にさらされる部位でもあるため、前項でも解説したとおり紫外線対策はしっかりと行いシミや油焼けなどが生じないように注意しましょう。

アトピーのお薬も要注意

 アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患で皮膚科を受診した場合、微量のステロイドを含む「ステロイド含有軟膏」を処方されるケースが多くあります。

 アトピー治療を行なっている方であれば丸い500円大ほどのサイズのプラスチックケースやチューブなどの軟膏の処方を定期的に受けている方も多いのではないでしょうか?

 これらの軟膏はステロイドも含有しておりますが、ベースとなっている基剤にはワセリンが使用されております。

 その為、アトピーの治療用に処方されたお薬もまた、油焼けに注意する必要があります。

 これは女性に限らず男性ももちろん注意が必要な重要な点と言えます。

 紫外線対策の基本は日傘やつばの長い帽子、UVカット・紫外線対策グッズなどでワセリンを使用した部分の皮膚の露出を防止する等、基本的な対策をコツコツ行う事が大切です。