白色ワセリンの副作用

白色ワセリンの成分、赤ちゃん・子供のアトピー性皮膚炎のワセリン軟膏の注意点の解説。

サリチル酸ワセリン軟膏について

 サリチル酸ワセリン軟膏とは、主成分であるワセリン加えて「サリチル酸」と呼ばれる成分を配合した軟膏のことです。

 サリチル酸の主な働きは
●皮膚の角質を柔らかくする作用
●白癬菌の抑制作用

 などの働きがあげられます。

 また、「いぼ」「たこ」・「うおのめ」などの肌の角質剥離を目的とする製品や、「にきび」のスキンケア商品や化粧品などにも低濃度のサリチル酸が使用されております。

サリチル酸ワセリンの効果・働き【画像】

ケミカルピーリングで使用されるサリチル酸

 ケミカルピーリングとは、皮膚に蓄積した古い角質を薬剤を使用して剥がし皮膚の新陳代謝を促進させる施法です。

 このケミカルピーリングを行う際にサリチル酸が使用されるケースがあります。

 また、肌にひび割れを起こしやすい「かかと」などに生じた固く古い角質を剥がす際にもサリチル酸は肌を柔らかくする効果があります。

 このようにサリチル酸は肌トラブルの対策として幅広い用途で使用されております。

水虫治療に使用されるサリチル酸の抗真菌作用

 サリチル酸は水虫の治療薬として処方されるケースも多くあります。

 これはサリチル酸の効能として「抗真菌作用」があり、水虫の原因菌である「白癬菌(はくせんきん)」の発育を強く抑制する効果がある為です。

 白癬菌は私たちのまわりのどこにでも普通に存在しており、誰もが日常生活の中で接触している菌類です。

 尚、サリチル酸ワセリン軟膏は小児、成人で使用する濃度が異なります。

 また処方される薬剤の種類によっても作用は異なりますが、水虫の白癬菌の発育を抑制する働きは概ね1000倍〜4000倍程度の抑制効果が期待されます。

サリチル酸ワセリン軟膏の使用目的

 サリチル酸ワセリン軟膏の使用の目的は、アトピー性皮膚炎などで、「肌が強く硬化してしまった部分」に局所的に使用するケースや「水虫」の原因となる「白癬菌」を抑制する際に医師から処方されるケースが大半です。

 サリチル酸は比較的副作用症状が少ないのも大きな特徴です。

 その為、皮膚疾患の治療からピーリング、スキンケアと幅広い用途でサリチル酸を含有する商品が製品化されております。

 但し、使用する人によっては「強い赤み」「皮膚のただれ」などの副反応症状を発症するケースも確認されております。

サリチル酸の副作用症状一覧【画像】

 このような副反応症状が現れた時は、使用を一時中断し皮膚科の受診をする事が重要です。