白色ワセリンの副作用

白色ワセリンの成分、赤ちゃん・子供のアトピー性皮膚炎のワセリン軟膏の注意点の解説。

ワセリンの副作用症状一覧表

 ワセリンの副作用について、再度重要なポイントをおさらいしましょう。

 ワセリンの使用に関して特に注意すべきポイントとしては、何よりも紫外線です。

 紫外線による油焼け症状は、
●皮膚の変色
●黒ずみ
●シミ

 を作る原因となりますので注意が必要です。

 紫外線を避けられない環境などが予想される場合は、前もって使用を控えるなどの考慮をすべきでしょう。

副作用症状のチェック一覧表

 紫外線量が最も高くなる夏場の海水浴ではワセリンを朝方使用し昼過ぎに日焼けをしても「油焼け」をおこしますから注意が必要です。

運転中・長時間ドライブ時の紫外線対策の重要性

 また、意外と「紫外線対策」が軽視されがちなケースとしては運転中、特に長時間のドライブなどがあります。

 自動車の中は快適であっても、やはり紫外線はガラス越しに腕や首、そして顔などにも照射されている点を忘れてはいけません。

 白色ワセリン使用時に運転をしなければいけない場合は、自分でできる油焼け対策として紫外線を最も受けやすい手の甲部から上腕部だけでも紫外線対策用のアームカバーなどを利用して直射日光の照射を事前に予防するように努めましょう。

 尚、アトピー性皮膚炎の湿疹では首や肘関節内側部分に湿疹が出やすい傾向もある為、薬局で処方されたステロイド含有のワセリン軟膏であってももちろん紫外線対策は必要となります。

白色ワセリンの副作用の注意点について

 白色ワセリンはその主原料として、石油から抽出された成分による医薬品です。

 ワセリンは石油から得た結晶成分である半固体炭化水素の混合物を精製し不純物を取り除いて黄色ワセリンが抽出されます。

 この黄色ワセリンから更に不純物を取り除き脱色したものが白色ワセリンです。

 原材料の石油は肌に対する刺激が強い為、このように精製過程を得て不純物を取り除き、白色ワセリンが製品化されているのです。

 しかし、不純物は完全になくなる訳ではない為、皮膚に与える影響はゼロではない点をしっかり認識しておく必要があります。

 特に皮膚の赤み・発疹の原因の項でも解説しましたが、敏感肌のアトピー性皮膚炎の方の場合は不純物を取り除いた白色ワセリン製品を使用したとしても、極めて微量の不純物に肌が過剰に反応し軽い炎症症状を発症してしまうケースがあります。

 白色ワセリンの使用の注意点、副作用症状などを中心にここまで解説してきましたが、冒頭で解説したとおり、ワセリンは入浴剤やメンソレータムなどの保湿剤、ハンドクリームなどにも使用されている私たちの生活の身近に存在する成分でもあります。

 白色ワセリンは乾燥肌の対策製品としては未だ尚、主力の製品ですから、「シミ」「そばかす」に繋がらないように注意すべきポイントを事前に把握した上で上手に使用していくことが大切と言えるでしょう。