白色ワセリンの副作用

白色ワセリンの成分、赤ちゃん・子供のアトピー性皮膚炎のワセリン軟膏の注意点の解説。

ワセリンで花粉症対策・効果は期待できる?

 花粉症でお悩みの方は花粉が舞う季節になると憂鬱になる方も多いと思います。

 特に花粉症の原因の最大の割合を占める「スギ」「ヒノキ」は関東地域・東海地域・関西地域・九州地域であれば2月から飛散量が拡大し3月にピーク、北海道、東北地域では少し遅れて3月・4月に花粉症飛散量のピークを迎えます。

 この花粉症の簡易的な対策としてワセリンを使用すると効果が期待できるという話を耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 ワセリンはスキンケア商品や化粧品・軟膏などの基材として使用されている保湿剤であり、実際に多くの製品の成分表に記載されている私たちの生活になじみの深い成分です。

【参照記事】
白色ワセリンは肌に直接使用する保護剤です。その為、まずは白色ワセリンの成分及び原材料について確認…
⇒白色ワセリンの成分について

 実際、ワセリンを使用する花粉症対策は、花粉症の症状の発症を抑制する効果が期待できるのは事実です。

 これは目の周りやまぶた、鼻の周囲や鼻の穴にワセリン軟膏を薄く塗る事で皮膚・粘膜を保護し、花粉が粘膜へ着床するのを抑制する効果があるためです。

 但し、既に鼻の粘膜が炎症を発症している状態など、花粉症症状そのものをワセリンで改善する効果は期待できません。

目(まぶた)鼻へのワセリンの使い方

 花粉症対策の基本はマスクと目薬などの医薬品であることは言うまでもありません。

 ここでは前述したようにワセリンで行える花粉症対策は予防として症状を和らげる程度の効果が期待できる事を事前に認識しておくことが大切です。

 尚、花粉症対策として使用するワセリンは不純物の少ない白色ワセリンを使用するのがお勧めです。

【目の花粉症対策】

 白色ワセリンを目の花粉症対策に使う場合は、ワセリンを目の周囲に薄く乗せるように使うのが基本です。

 目に直接入らないように眼球から数ミリ程度間隔を空け薄く伸ばし皮膚の上に軽く乗せ白色ワセリンの保護膜を作ります。

目(まぶた)の花粉症対策・ワセリンの使い方

 尚、汗で目に流れてくる可能性がある為、まぶたへ使用する量は極少量にし、スポーツをする時などはまぶたへの使用は避けるようにしましょう。

【鼻の花粉症対策】

 白色ワセリンを鼻の花粉症対策に使う場合は、ワセリンを鼻の下、鼻の穴の周囲に薄く乗せるように使うのが基本です。

 鼻に使用する場合も、ワセリンの量を多く使用する必要はありません。

 尚、外出時は花粉が鼻の粘膜に付着するのを防止するために綿棒などで鼻の穴内部に少量のワセリンを塗っておくとより効果が高くなります。

 この場合、帰宅後は鼻に付着した花粉をしっかり洗い流す事が大切です。

鼻の花粉症対策・ワセリンの使い方

 尚、アトピー性皮膚炎などの持病がある方は非常に皮膚がデリケートで敏感肌の方が多いため、白色ワセリンに含まれるごく微量の不純物に反応し皮膚に発疹を発症する場合があります。

 また、赤ちゃんは成人と比較するととても肌が敏感であるため、花粉症症状かな?と疑われる場合はワセリンを使用せず必ず皮膚科を受診するようにしましょう。

【参照記事】
白色ワセリンによる皮膚の赤み、皮膚の発疹症状は、非常に肌が敏感な赤ちゃんや子供に発生するケースが多くあり…
⇒赤ちゃん・子供の副反応症状について

 白色ワセリンで花粉症対策を行う場合は、前述したように花粉症症状を発症する前の予防対策であることを理解して対処する意識を持つ事が大切になります。